ローマ・愛の技法

ローマ・愛の技法

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  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784915999048
  • NDC分類 992
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ポンペイからは、壁画、彫刻、工芸品などの形で、沢山のエロティクアートが残っており、それが国立ナポリ考古学博物館の特別室に秘密コレクションとして保存されている。そのコレクションが、マイケル・グラント他『ローマ・愛の技法』におさめられている。私はこの秘密コレクションを見たことがあるが、これはなかなかのものである。写真だけでも一見の価値がある.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』 165頁、より)

内容説明

18世紀中葉に発見されて以来、ナポリ考古学博物館の建物の奥深く秘蔵されてきた「秘密のコレクション」。それは紀元1世紀の古代ローマ人が遺した、華麗なる「エロティック・アート」の世界だった!世界的ローマ学者マイケル・グラント教授の監修による原本に、官能的かつ抱腹絶倒の古代ローマ恋愛詩を多数加えた日本版。

目次

第1部 図版と解説(愛の指導者オウィディウス;『愛の技法』以後の世界―1世紀後半の詩人たち;オウィディウスの最期)
第2部 「秘密のコレクション」は、いかにして保存されたか(「秘密のコレクション」の歴史;ポンペイの遺跡と古代ローマ人)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jack Amano

2
古代ギリシャ・ローマ研究の第一人者マイケル・グラント教授のEros in Pompeiを再編集したものだそうです。オウィディウスの「愛の技法」という詩を紹介しつつ、ポンペイ遺跡から見つかった多くのエロティックアートの写真がカラーで納められています。国立ナポリ考古学博物館の非公開の特別室の秘密コレクションとのことで、写真だけでも一見の価値あり、と立花隆氏が書評で書いていた。確かに一見の価値あり。と同時に、2000年経っても文明は発展しても、人間の頭の中の根本的な部分はあまり変わらないというのがよく分かる。 2024/12/30

せがわ

1
いつ読んだか忘れた。/むせそうになった。下世話な好奇心もトリビアんな気持ちも満たしてくれつつなかなか絵も文献も色々引いていて普通に面白い。2012/02/28

Labdakos

1
調子がわるかったので、表紙に惹かれて保養のために借りたのですが、オウィディウスの愛の技法と、博物館で一般には公開されていないエロティックな遺跡が主に紹介されています。訳も易しくすんなりと入ってきて、また少し古代ローマに近づくことができました。最初の目的は達成できたでしょう。2011/06/18

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