目次
序章 僕がやめて、清原が来た!
第1章 “阿波の金太郎”甲子園へ
第2章 金太郎、頂点に立つ
第3章 巨人入団―われは紳士にあらず
第4章 挫折のスタート
第5章 ストッパー、そして中継ぎ―流転の投手人生
第6章 ここ一番に強い男であるために
第7章 ジャイアンツ・ドリーム
第8章 僕が見たジャイアンツの面々
終章 最後のマウンド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
9
まさしく天然の素材。巨人に愛されたし、捨てられる前に引退して、感謝の気持ちで全う出来、幸せな人に感じた。テレビで見える蔦監督とのギャップが意外だった。でも、反ブンでまとまっていたというのも、皮肉ではあるが、往々にしてよく機能している組織にありがちのことだと思う。故障により、逆に本当に大事な人間関係に気付いた水野氏の今後に期待したい。自分が引退する際に清原の事を気遣うところがタイトル通りの、水野氏の真骨頂に思う。2014/02/27
lonely_jean
0
これぞ投手、という性格だ。直感的に、自分のやりたいようにやる。何も考えていないわけではないが、理詰めというよりあくまで自分基準、勢いのままに投げてうまくいく。何かが少し違ったらもっと現役を続けて大記録を達成していたようにも思われるが、潔い引き際は悔いを感じさせない。気持ちのよいピッチャーだ。2018/08/03