内容説明
渥美清さんの遺影の前で、とめどない涙にむせんだ関敬六が、今は亡き友への、万感の想いをこめて綴った「俺とおまえ」の４３年間。秘蔵写真３０点収載。
目次
第１章 浅草フランス座
第２章 さよなら浅草
第３章 トリオ・スリーポケッツ時代
第４章 それぞれの季節
第５章 渥美清と車寅次郎
第６章 素顔の渥美清
第７章 闘いの日々
第８章 永遠の友
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
10
こんな友を一人でも持てたら、人生勝ちだと思う。羨ましい。本書は、渥美清のエピソードを裏付けし、更に今まで描かれなかった逸話を補遺しており、資料的価値も高い。2019/05/07
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2
一番近しい人物だった関敬六さんなだけあって、他では聞けないなかなか貴重な内容だった。そして冒頭部分は親友を亡くした関さんの悲しい気持ちが痛いほど伝わる文で、なんだか泣き声まで聞こえるような感じだった。こんな悲しみが伝わる追悼本はなかなか無いと思う。
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