内容説明
朝鮮人暴動のデマを流した日本国家・日本の軍隊・民衆が朝鮮人を多数虐殺、その歴史的、社会的背景とは何か。
目次
第1章 関東大震災時朝鮮人虐殺事件をめぐる私たちの精神状況を探る―朝鮮人虐殺事件関係の墓碑、追悼碑を手がかりとして
第2章 在日朝鮮人運動の発展とこれに対する日本治安当局の認識と対応
第3章 日本国家と朝鮮人虐殺事件
第4章 民衆意識と自警団
第5章 日本国家と虐殺された朝鮮人をめぐる追悼・抗議運動
第6章 関東大震災時に虐殺された朝鮮人数の諸調査の検討
著者等紹介
山田昭次[ヤマダショウジ]
1930年生まれ。1962~95年立教大学教員
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