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内容説明
20世紀前半は量子物理学の時代、後半は分子生物学の時代であるということができます。そして、来るべき21世紀は、この二つの大きな流れが合流して、生命現象が“量子”のレベルから解明されていく時代になることは、まちがいないでしょう。本書は、このような科学の流れの中で、必然的にその発展が予測される量子生物学について、“量子”とは何かといった初歩のところから、最新の状況まで、だれにもわかりやすく解説したものです。
目次
量子生物学とは
量子物理学の国への案内
量子化学の国への案内
量子生物学の国への案内
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
52
この分野をよく知らない人に解りやすいと思われる。基礎的なところがきちんとしてるのですんなり頭に入った。π電子が重要なんだな。有機化学どころか基礎化学も怪しいabsintheにはちょうど良かった。2017/05/26
naoto
2
新しいといっても89年第1刷だから、もう30年近く前の本。量子生物学というのは初耳だったけど、結局この30年では盛り上がらなかったのか?それとも、別の名前になったのか?生物も物質でてきている以上、量子的見方をするのか正しいだろうと思う。2018/11/24
yori
2
★★★☆☆ 量子物理、量子化学というのは知っていたけど、量子生物学というのは初めて聞きました。生体で起こっている全ての化学反応も量子化学で説明出来るんですね。正確に計算する事が困難だとしても。途中難しくて理解できなかった所もありつつ、なるほどー、と思いつつ。2010/05/07
広中錫
0
+3 面白そうな分野なんだがこの人の説明が下手みたい。2015/06/26