感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
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本書は、産業医に精通した医者、医者兼弁護士、弁護士プロパーの方々が集まって産業医の法的位置づけから、業務として求められるものについてQA方式で概説した一冊である。▼産業医という制度は、医師と会社法務のクロスドメインの側面があり、なかなか取り扱うのが難しい分野である。しかし、本書は、その産業医実務をQA方式でなるべくわかりやすく説明しようとされている。▼本書をきっかけに産業医の位置づけや意義が広く知られることを望む次第である。従業員から経営者まで会社に関わる方、法曹関係者には一読をお勧めしたい。2020/08/12