内容説明
「私」を盗んだオマエの正体をあばく。ある盗作事件をモデルに、AC(アダルト・チルドレン)分野の気鋭が描く、初のホラー小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
zazo嶋
1
無知ってのは怖いっすね。そもそもこの作者を全く知らなかった事。今作が一般文芸のミステリ、ホラーの売り場にあった事。実際オビにもホラー小説と書いてあるしね。なのでつい手にとってしまった。不快指数マックスの作品。無知だった自分が悪いんでしょうけど...。田口ランディ(この作家さんも全く知らずだったし、興味もなかった...)との盗作を巡る確執を、片方の立場から一方的に書きなぐっただけの、愚痴の様なたんなる告発本じゃねーか。あーあ。色んなもんを無駄にした。2010/08/28
しかっち
0
作者本人も「ホラー」とおっしゃっていますが…。多分、書いてる本人以外怖くないはず。内容的にはがっかりを通り越していますが、田口ランディという作家の盗作疑惑事件というのを知るきっかけにはなりました。この田口という人、いろいろな作家からかなり盗作をしている模様です。自分で検証したわけではないので判断はしかねるところですが、かなり話題になっていたようですね。まったく知りませんでした。ここらへん、時間があればもっと調べてみたいところですが…。しかし、それにしてもこの本はどうかなぁ。気持ちはわからないではないですが2010/10/16