内容説明
8年にわたり日本を代表する彫刻家101人のアトリエに取材。彫刻の現場に迫る著者渾身の評論集。日本の現代彫刻は現場(ここ)から生まれた。
目次
澄川喜一 「そりのあるかたち」について
峯田義郎 「かたち」という彫刻
速水史朗 「オバケ」と「風土」の体質
橋本裕臣 テラコッタ・消えていく形
天野裕夫 ジュラシック・オリジナル―これも彫刻か
雨宮敬子 「普通」ということ―その真意の解読
上野良隆 描く彫刻―世紀末の怪しい月に
保田井智之 特異な造船感覚とその中身
大成浩 「風」―「共生」というこだわりのスタンス
加藤豊 何も見ないで何でもつくる―その美意識〔ほか〕
著者等紹介
武田厚[タケダアツシ]
1941年北海道生まれ。東京学芸大学卒業。66年山種美術館学芸員。以後北海道立近代美術館学芸部長、横浜美術館学芸部長・副館長を歴任。現在国際美術評論家連盟会員(aica)、富山ガラス造形研究所顧問、多摩美術大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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