平山郁夫と玄奘三蔵法師ものがたり (増補改訂版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 103p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784915919411
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「玄奘三蔵法師ってどんな人?」「平山郁夫は何故シルクロードを描いたの?」そんな疑問に答えるように、二人の生涯が本書一冊で分かります。子供からお年寄りまで、幅広い年齢層が楽しめる分かりやすい文章と、平山氏の代表作品図版、貴重なスナップ写真、神秘とダイナミズ

内容説明

2001年1月1日、21世紀への幕開けの瞬間、奈良の薬師寺玄奘三蔵院伽藍では、日本画家・平山郁夫氏の手がけた『大唐西域壁画』が完成、公開されました。この壁画は、縦2メートル20センチ、横幅は49メートルにも及ぶ長大なもので、構想も含めて制作に30年以上も費やし完成された超大作です。玄奘の偉業を偲ぶこの大壁画は、玄奘の歩みを説明するだけのものではありません。平山自らが足を運んだシルクロードでのさまざまな体験や感動、思いが何層にも塗り重ねられ、描き込まれた集大成なのです。

目次

口絵 薬師寺玄奘三蔵院伽藍「大唐西域壁画」全図
第1章 運命の見えざる糸(薬師寺と玄奘三蔵法師、平山郁夫との深い関係;二人の生い立ち玄奘三蔵と郁夫)
第2章 運命の作品「仏教伝来」誕生(絶体絶命を乗り越える)
第3章 シルクロードを行く(玄奘三蔵、国禁を犯して長安から天竺に旅立つ;郁夫、日本画の源流を求めてシルクロードに出発;莫賀延蹟;トルファン・高昌故城―砂漠の中のオアシス;楼蘭―幻の王国;屈支―豊かな風土と独特の風習をもつ国;バーミヤンからガンダーラへ―いよいよインド世界へ;ナーランダー寺とブッダゆかりの地)
第4章 故国から世界へ(玄奘の長安帰国と厖大な経典の翻訳;日本から世界へ、平和への祈りを込めて―文化財赤十字活動)

最近チェックした商品