内容説明
日本のものづくり復権へ向けたフランス職人育成システム。
目次
第1章 新自由の女神像鋳造と修復―ニューヨーク、パリ、そして東京
第2章 遍歴職人組合とは―「渡り鳥たち」の復活まで
第3章 もう一つのトゥール・ド・フランス―遍歴職人育成システム
第4章 ストラスブールの職人会館
第5章 技能五輪国際大会
第6章 日本で活躍するフランス人遍歴職人
第7章 ロデズ石材高等学院とアトリエ・サン=ジャック
第8章 「見習税」からみる遍歴職人システムの特色
第9章 フランス遍歴から世界遍歴へ―EU統合とその後
第10章 伝承―現代遍歴職人組合から学ぶこと
著者等紹介
秋山哲一[アキヤマテツカズ]
東洋大学理工学部建築学科教授。工学博士。京都大学大学院工学研究科建築学専攻博士課程中退。京都大学工学部建築学教室助手、東洋大学工学部建築学科助教授を経て現職。専攻は建築生産・建築経済
小幡谷友二[オバタヤユウジ]
ジュネーヴ大学文学部専任講師。文学博士。早稲田大学第二文学部西洋文化専修卒業。中央大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。トゥールーズ・ル・ミラーユ大学博士課程修了。トゥールーズ・ル・ミラーユ大学、中央大学、明治学院大学、立正大学非常勤講師を経て現職。専攻は現代仏文学・仏文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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