内容説明
本書は、我孫子無教会キリスト教集会の聖日講話として著者が述べたものの中から、若干の回数分を編集したものである。この集会は一九七四年四月に始められたので、今年で二六年の歩みを閲みしたことになる。
目次
第１章 十字架を負いて我に従え―信仰について（十字架を負いて我に従え―マルコ福音書八・２７‐３８；ゲツセマネにおけるイエス―マルコ福音書一四・３２‐４２ ほか）
第２章 敬愛のエートス―無教会について（敬愛―無教会のエートス―ペテロ１・二・１７；聖餐論管見―使徒行伝一〇・３４‐４８ ほか）
第３章 時の徴し―宗教と政治について（政治と宗教―黙示録六；種の論理とコリント書簡―コリント２・八・１６‐２４ ほか）
第４章 思いやりの主イエスとともに―ヘブル書を学ぶ（概説―パウロの欠けたるを補う（一・１‐１４）
真の大祭司イエス（二・１‐１８） ほか）
著者等紹介
渋谷浩［シブヤヒロシ］
１９３２年岡山生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了。政治学博士。現在、聖学院大学政治経済学部教授。明治学院大学名誉教授。著書に『ピューリタニズムの革命思想』（御茶の水書房、１９７８年）、『近代思想史における内村鑑三』（新地書房、１９８８年）、『保守政治の倫理』（北樹出版、１９９４年）など。訳書に『自由民への訴え―ピューリタン革命文書選』（早稲田大学出版部、１９７８年）など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
