内容説明
顎関節症は、正しく理解し、適切な対処をすれば、決して恐ろしい病気ではありません。ほとんどの場合、患者自身が日常生活を改善したり、自宅療法を取り入れたりすることで、症状を緩和することが可能です。本書では、新しい研究結果に基づき、顎関節症に関して現在までに明らかになっていることや、その正しい治療法をわかりやすく解説しました。
目次
はじめに 顎関節症は決して恐ろしい病気ではない
第1章 顎関節症はこわくない
第2章 顎関節症セルフ・チェック
第3章 顎関節症の原因は?
第4章 顎関節症かなと思ったら
第5章 これが歯科での治療
第6章 顎関節症はセルフケアで治す
第7章 顎関節症のウソ、ホント
第8章 子どもの顎関節症が増えている
おわりに 自分のあごと上手につきあおう
著者等紹介
杉崎正志[スギサキマサシ]
1973年東京歯科大学卒業。東京歯科大学口腔外科学教室第2講座助手。現在東京慈恵会医科大学歯科学教室助教授。日本口腔外科学会認定医・指導医。日本顎関節学会認定医・指導医・評議員。東京慈恵会医科大学成医会評議員。主な著書に『TMDのコンセンサス』(監訳)クインテッセンス出版、1993年。『顎関節小事典』(編著)日本歯科評論社、1993年。『TMDと口腔顔面痛の臨床管理』(監訳)クインテッセンス出版、1997年
和気裕之[ワケヒロユキ]
1978年日本大学松戸歯学部卒業。1981年神奈川県横浜市で開業。1992年東京医科歯科大学第一口腔外科で精神科医とのリエゾン診療を開始。現在みどり小児歯科院長。日本大学松戸歯学部頭頸部外科兼任講師。日本心身医学会代議員。日本顎関節学会認定医・指導医・評議員
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