内容説明
荒瀬ダム撤去問題を斬る。
目次
第1部 議会と議員の作法(「選良」たちの狂宴;耐えろ!新人議員;謀ってもはからずという;議員と執行部(理事者)
教育と図書館のこと)
第2部 地方自治の本旨を考える(人吉市は赤字?黒字?―乳幼児医療改革の財源論争が示すもの;過疎地域の新しい息吹―翻弄された町や村;阿蘇市の「集中改革プラン」と住民の暮らし;夕張市の財政破綻と議会の役割―決算は手抜きしないで目を通す;長洲町はなぜ「財政破綻」したのか―「自治体財政健全化法」と市町村の対応;熊本市にみる歴史の教訓と幸山市政の現実;荒瀬ダム撤去問題を斬る―地方自治体と発電事業)
著者等紹介
澤田一郎[サワダイチロウ]
1931年6月5日シンガポールに生まれる。1941年家族とともに帰国、大阪府・庄内国民学校。1942年熊本県・柿迫村栗木国民学校を経て旧制八代中学校に入学、家庭の事情等で三年中退。1948年甲佐町杉本木工所に勤務。1955年家業の茶舗を引き継ぐ。1960年3月大江・白川・出水校区安保共闘会議事務局長。10月熊本勤労者音楽協議会の専従となる。のちに事務局長・九州労音連絡会議幹事を歴任。1962年熊本市民会館建設準備委員会をつくり、市民会館建設に貢献。県下の民謡など伝統芸能を調査研究し、その保存に力をそそぐ。1971年熊本市議会議員に当選。五期二十年つとめる。議会史編纂委員、新熊本市史編纂委員を歴任。1973年大洋デパート火災時、八人を救出。消防庁長官・県知事・市長から人命救助の表彰をうける。1995年熊本県議会議員を一期つとめる。現在、熊本市託摩原小学校区第二町内会自治会相談役、NPO法人くまもと地域自治体研究所主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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