内容説明
著者は西川美和原作・脚本・監督の映画『ディア・ドクター』の医学監修・医療指導に携わるなかで、「どうしたら今の社会に求められている本物(プロ)が育つのだろうか?」と考え始める。本書では西川監督や笑福亭鶴瓶氏、余貴美子氏らとの対談を通して、医学教育の現状と問題点、望ましい患者‐医療者関係などを浮き彫りにし、あるべき医師、看護師像を考えていく。どうしたら確かな技術はもちろん、「この人なら任せられる」という安心感に値する何かをもつプロが育つのだろうか。研修医、医学生、看護学生はもちろん、教育者・指導者たち必読の書。
目次
『ディア・ドクター』あらすじ
1 『ディア・ドクター』誕生の背景
2 『ディア・ドクター』が問う研修医教育
3 『ディア・ドクター』に見る理想の看護師
4 『ディア・ドクター』に見る全人的医療―「患者中心の医療」とは
5 『ディア・ドクター』が教えるもの
『ディア・ドクター』試写会より
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