被告人との対話 精神鑑定―裁判員制度導入と医療観察法

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784915796616
  • NDC分類 498.99
  • Cコード C0047

内容説明

責任能力あり?なし?裁判員になったら被告の責任能力の有無を見極める「精神鑑定書」を読み解くことになる。精神鑑定における被告人と鑑定医師との実際の対話を公開し、鑑定がどのように行なわれるのかを典型的な6つの事例で示した。理解を深めるために精神病理学的解説及び考察を加えた。

目次

第1章 精神鑑定事例(私文書偽造、恩給騙取被告人(五〇歳男)
尊属殺人並びに殺人未遂被告人(五五歳男)
現住建造物等放火被告人(三二歳男)
傷害被告人(二七歳男)
傷害致死被告人(三二歳男)
強盗殺人、強盗未遂被告人(五一歳女))
第2章 精神病理学的考察

著者等紹介

清田一民[キヨタカズタミ]
1917年熊本県生まれ。1943年熊本医科大学卒業。1952年熊本大学医学部神経精神科助教授就任。1954年精神保健指定医。1960年医学博士取得。1965~66年文部省在外研究員として渡米、カリフォルニア大学サンフランシスコ・メディカルセンターにて研究に従事。1981~99年熊本大学退官~城南病院精神神経科部長。2000~05年3月くまもと心療病院勤務。2005年4月~同名誉顧問。専門は精神病理と脳機能、脳蛋白の神経化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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