内容説明
東北の明日のために、過去と現在を考える。とりあげられた産業は、伝統産業と呼ぶにふさわしいものが多いが、近代になって始まったものもある。すでに伝統産業になっているとみて差し支えないかもしれないが、地域に定着して今後とも発展の可能性を有するものを選び、あえて地域産業と名づける。
目次
津軽塗
青森のリンゴ
秋田の酒
秋田の樺細工
南部の鼻曲り
南部鉄器
山形の金山杉
山形のサクランボ
仙台味噌
白石の温麺
会津本郷焼
川俣羽二重
白根・三条・長岡の仏壇
燕の金属洋食器
著者等紹介
岩本由輝[イワモトヨシテル]
1937年東京、東中野に生まれる。1944年6歳のとき、福島県相馬郡大野村(現相馬市)に疎開。1956年福島県立相馬高等学校卒業。1961年東北大学経済学部卒業。1967年東北大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。同年山形大学講師、以後助教授、教授を経て、1988年東北学院大学教授、現在に至る。2001年東北学院大学大学院経済学研究科長に就任
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