感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
8
モデルがいるのでしょうか? ストレートで生々しい展開に言葉を失ってしまいました。 自分が今死んだら、家族はどう思うんだろう、周りはどう思うんだろう。 自分の死と、自分の家族を周りはどのように考えてくれるんだろう。 この絵本の父親のように、自分を思ってくれる人はいるんだろうか? でも、今言えることは、生きている自分を周りに伝えられる父親でいなければいけない、と言うことでしょうか。 父親として考えさせられました。 裏表紙に記された詩の断片は、父親へのメッセージですよね。2014/12/12
ツキノ
6
(E-329)1995年刊(元は1985年)。すえもりちえこ×つおみちこ。末盛千枝子さんの実体験に基づく絵本。幼い兄弟が突然パパを亡くし、パパの仕事場を訪れる。「みんな パパの ともだち だったんだね」。裏表紙に笠木透の詩「私の子どもたちへ」が掲載されている。この絵本こそ兄弟の宝物になったのでは?2019/05/16
おはなし会 芽ぶっく
6
年に2回のお楽しみ、近郊の読み聞かせグループ交流会でした。今回は私たちの町が担当しました。テーマは【出会い・友情・ともだち】です。こちらは他のグループからのおすすめ絵本です。2019/04/22
遠い日
6
突然に父を亡くした子どもたち。末盛さん自身の家庭の経験だ。夫が多くの人々に支えられて、生きてきた人であることを、子どもたちにちゃんと知らしめる機会が何度もあったこと。亡くなった人が多くの人の胸にとどまっていることの不思議と軌跡。2017/01/31
ごまらーゆ
4
ぱしゅらる先生が好きでそこから すえもりブックスにつながり、訳者 末盛ちえこさんも少し追ってみている。これは末盛さんご自身のご家庭を書いた少し哀しくて温かい本だった。お父様が舟越保武さんと言うのも今回知って、私はお父様も大好きでその娘さんまで好きなんて‥遺伝子の不思議を感じてしまった。話が完全に逸れてしまったが、本の内容は末盛さんの原点をみた様に思う。2014/05/06