内容説明
スイスでは、現在、「ブント」(連邦・中央国家)や、ほとんどの「カントン」(州)においてレファレンダム型民主制が導入され、伝統的な政治形態としてのランズゲマインデ型政治制度は、ごく少数のカントンにおいて生き残っているに過ぎない。本書の第一部は、この「直接民主制」の歴史を扱い、二部は、「半直接民主制」の現代的問題を考察したものである。
目次
第1部 直接民主制の歴史的展開(アンシャン・レジームにおけるスイスの政治―1798年までのスイス;19世紀初期におけるスイスの代議制民主主義―1798~1830年のスイス;純粋代議制から半直接民主制へ―1830~1848年におけるスイスのカントン;代議制連邦国家の成立―1848年のスイス連邦憲法 ほか)
第2部 現代の諸問題(現代スイスにおけるイニシアティヴとレファレンダム;プロパギャンダと官庁による投票戦への介入―1991年の判例から;諮問的住民投票―スイスの場合と日本の場合;21世紀における半直接民主制―スイス憲法全面改正草案(1996年案)に見るイニシアティヴとレファレンダム)
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