内容説明
リーマン・ショックに端を発した金融危機。世界が負った傷は未だ癒えない。熱さ喉元過ぎれば、またぞろ、“グリーディ”の道に舞い戻ろうと目論む姿も目につき始めた。人間は同じ過ちを何度繰り返せば気が済むのか。転落を防止する装置はどこにもないのか。わが国最大の保険会社・日本生命が「よすが」としている「標」がある。創業の趣旨に盛られた「信実主義」、そして「3信条」―は未だ色褪せずさらに、この会社の人々を導く「絆」の数々がある。
目次
賢の風涛 リーマン・ショック
賢の飛翔 「若き志士たち」
賢の系譜 伝承される遺伝子
賢の記憶 全社挙げて取り組んだ「契約点検活動」
賢の覚醒 「ご契約確認活動」
賢の隊列 「静かなる革命」=販売の現場で
賢の礎石 「基金・強固なる岩盤」
賢の絆 ノースウエスタン社訪問記
賢の大地 中国への道
賢の海図 輪郭を現し始めた「新統合システム」〔ほか〕
著者等紹介
白尾芳輝[シラオヨシテル]
1949年、鹿児島県生まれ。1968年、鹿児島県立甲南高校卒業。1972年、早稲田大学政経学部卒業。同年、西日本新聞入社。1974年、財界研究所に入社。雑誌「財界」記者となり、流通業界、金融業界、自動車業界などを担当。1983年、同退社。サバイバル出版株式会社を設立。「月刊DECIDE」の発行を開始。2004年9月より中国人民大学・中国伝媒大学で中国語を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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