内容説明
言語は文化―この本質をよりよく理解するならば、プログラミング言語もまた固有の文化に深く根ざしていることを忘れてはならないでしょう。本書は、プログラミングをたんに日本語で試してみるといった皮相な動機によるものではなく、パーソナルコンピュータという新しいメディアと人との究極のインターフェースはどうあるべきか、という高い志しを秘れて開発された日本語プログラミング言語［Ｍｉｎｄ］の解説書です。コンピュータへ自分の意志を伝えることは決して難しくない、限られた人たちだけのものではない、というＭｉｎｄ開発者自身の熱意が静かに伝わってくる、名著と呼べる一冊です。
目次
第１章 Ｍｉｎｄのしくみと特徴
第２章 プログラム表記の基本
第３章 制御構文
第４章 データ型と変数
第５章 配列
第６章 数値演算
第７章 文字列操作
第８章 入出力を行う単語
第９章 シーケンシャルファイル
第１０章 構造体
第１１章 ランダムファイル
第１２章 スタック操作語
第１３章 その他の機能
第１４章 システム記述のための機能
第１５章 処理系
第１６章 プログラム例
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