内容説明
「もうぜったい、おもちゃのくまなんかにならないぞ!」けれど、ミシュカはクリスマスに、じぶんのできるいちばんいいことをしようと決心したのです。しあわせなクリスマスをすごしたい人々へ贈る古典的名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たーちゃん
26
いじわるな女の子の家を逃げ出したクマのぬいぐるみのミシュカ。ミシュカの行動もその子に似ちゃってる…。でも最後は最高にいいことを出来たね。2020/11/12
遠い日
3
クマのぬいぐるみ、ミシュカ。意地悪な持ち主から逃げ出した。人形ではなく、自分の思い通りに生きようと決心してずんずん歩く。そんなミシュカに訪れた思いがけないチャンスと、究極の選択が切ない。クリスマスの幸せを自ら起こすミシュカにも、幸あれ。2015/01/17
kazu_tea
3
いじわるな女の子の家から家出して自由を楽しみ、もうぜったいにオモチャにはならない!と思うミシュカでしたが・・・。 ラストに、ほろりときました。2013/11/30
みさこ
2
自由を手に入れたミシュカだったが…。ラストは自分の意思で決めたことだけど、いろいろ考えさせられる。2021/12/18
nago
2
小さなご主人から逃げ出すミシュカの気持ち、よくわかる。最後の展開もすんなり入ってきて、自分の気持ちとあうおはなしでした。古いほうの『ミシュカ』も読んでみたいと思います。2017/01/09