内容説明
マリーマリーはいいました。町の裏山に住んでいる大男のことなんて、少しもこわくないのだと。でも、信じる人なんていやしません。みんな。またマリーマリーのあまのじゃくが始まったと思っただけです。そこである日、マリーマリーは大男の家に向かいます。そして、思いがけないことが起こったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
8
天の邪鬼な女の子、マリーマリーがみせた本気。大男の困りごとを自ら解決するように手助けした勇気。町のみんなと大男の関係に風穴をあけたマリーマリーの率直さ、行動力がすばらしい。2016/09/19
がる
5
読友さんご紹介本。 表紙を見て小人のお話かと思ったら大男のお話。 ん・・・? ひょっとして大男の方が標準でマリーたちが小人なのでは?とか、ストーリーと関係無いことを考え込んでしまいました(^_^;) あまのじゃくだけれど勇敢なマリー。かわいいです。2012/01/28
きゅー
1
これは良かった。変わり者マリーマリーのおかげで大男は人々になじみ、大男と出会ったおかげでマリーマリーも変わり。 あまのじゃくなマリーマリーでさえ否定できないほどだらしないっていったい!と、そこはかなりツボだったw2012/12/12
ヒラP@ehon.gohon
0
何にでも反対のことを言ってしまうあまのじゃくのマリーマリー。 マリーは思ったことを口に出せる素直な心の持ち主なのです。 一方、マリーと知り合ったのは、誰もが怖がって近寄らない大男。 大きいだけで怖がられていたのだけど、実はとてもナイーブで孤独な男でした。 マリーと大男が企画した遊園地で、大男と市民の心の垣根は取り除かれました。 人は見かけだけで判断してはいけない。 心の中に素晴らしさを持っているのだと、そんなことを感じました。2012/08/06
Tomo
0
大好きな本です。子どもたちの前でマリーマリーになりきって読むのが好きです。一人で見る時はきれいな絵を十分に楽しみます。読むと元気になれる一冊です。2012/12/07