目次
ジャン・ジョレースのドレーフュス事件との出会い
ドレーフュス事件史の概観と時期区分
ドレーフュス事件の時代のフランスの国内政治と国際政治―露仏同盟の締結から第1次モロッコ事件までのフランス政治とジャン・ジョレース 1893年‐1906年
初期ドレーフュス事件の歴史1―参謀本部の「明細書Bordereau」入手からドレーフュス流刑まで
初期ドレーフュス事件の歴史2―「悪魔島^Ile du Diable」のドレーフュス
再燃するドレーフュス事件―「ドレーフュス派Dreyfusards」の形成過についての一考察
1898年のドレーフュス事件とゾラ裁判―ゾラの「私は弾劾する!」と「ゾラ裁判」をめぐって
カヴェニャック演説とジョレースの「証拠」
レンヌ裁判とジャン・ジョレース―1899年のドレーフュス事件とジャン・ジョレース
レンヌ判決以降のドレーフュス事件とジャン・ジョレース―1903年4月6日・7日の代議院Chambre des d´eput´esでの演説まで
1906年の破毀院最終判決とドレーフュスの無罪確定
断章―エステラジーの謎 前篇 1896年まで
断章―エステラジーの謎 後篇 1897年-1923年
ドレーフュス事件研究の歴史―論争の歴史を中心に
ドレーフュス事件の真犯人さがし―モーリス・パレオローグの『ドレーフュス事件日記』をめぐって
著者等紹介
横山謙一[ヨコヤマケンイチ]
1949年宮城県に生まれる。1968年早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。東京都立大学大学院・同大学法学部助手を経て1981年から國學院大學法学部専任講師に就任。1987年パリ第8サン‐ドゥニ大学でDEAの学位を取得。現在、國學院大學法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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