内容説明
自分でもわけがわからぬうちに嵐を呼び起こして、まわりを危険にさらすコニー。どうやらコニーの心の中に問題がひそんでいるらしい。ミノタウルスを先頭にコニーの心の探索が始まり、嵐を巻き起こす展開に…。
著者等紹介
ゴールディング,ジュリア[ゴールディング,ジュリア][Golding,Julia]
1969年生まれ。ロンドン郊外で育つ。ケンブリッジ大学にて英文学を専攻。卒業後、外務省に入り外交官としてポーランドに着任。シレジア炭鉱の調査に派遣された。外務省を離れた後、オックスフォード大学で、英国ロマン派文学の博士号を取得。その後、貧困者救済機関であるオックスファムのロビイストとして運動し、交戦地帯に住む市民の救済のために国連と政府に働きかける。現在、家族とともにオックスフォードに住んでいる。「The Diamond of Drury Lane」で2006年ネスレ児童文学賞、オッタカー児童図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Miki Shimizu
1
今度の敵はコニー自身?!クレルボに乗っ取られてるの?みんなとは違うコニーを協会の人たちは恐れて排除しようとする。2014/10/08
ピナ☆
0
面白い!!!!!!!!!! 2013/03/16
こしあん*+.゜
0
自分でも訳がわからないまま嵐を引き起こし、危険人物視された挙げ句に協会を追放されてしまったコニー。それでも、これまでの戦いで得てきた仲間達の、自分の立場を顧みない協力が温かい♪誰かが支えてあげなきゃ、危なっかしい。そんなコニーの放っておけないキャラが、この作品をハラハラさせる面白いものにしているんですね。2012/11/12
Theodore
0
ファンタジー的には面白いんだけど、他の些細なことに不満を感じる。エベリンとマックとか、コニーとコルの関係とか……どうして異性同士というだけで安直に結婚&恋愛につなげてしまうのかね。むしろコニーの年代なら、ジェーンやアニーナとわいわいやっている方がそれらしくていいと思うんだが。ついでに言うならラットは女の子であって欲しかった……。あと、主人公差し置いてコルが活躍しすぎ。あそこまでくるとはっきり言ってうざい。 2011/03/01
月兎
0
自分がしてしまったことを知られて皆に嫌われることを恐れ、己の感情と力の制御ができなくなることにおびえる彼女の気持ちがよく伝わってきて辛い巻でした。クレルボへの恐怖を抱きながらもコニーを信じ助けようとする仲間たちが協力し行動する場面は燃えました。多くの問題は最終的には綺麗に解決されすぎた気もしますが、大きな試練を乗り越えたことでコニーも友人たちも大きく成長したように思います。 http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-211.html2011/02/28
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