内容説明
マーリンの森が道路工事により切り倒されようとしていた。森には、その眼光で人間を石にしてしまうというゴルゴンが棲んでいた。人類の滅亡を狙う陰の存在が、ゴルゴンを利用して邪悪な陰謀を企む。コニーと森の運命はいかに…。
著者等紹介
ゴールディング,ジュリア[ゴールディング,ジュリア][Golding,Julia]
1969年生まれ。ロンドン郊外で育つ。ケンブリッジ大学にて英文学を専攻。卒業後、外務省に入り外交官としてポーランドに着任。シレジア炭鉱の調査に派遣された。外務省を離れた後、オックスフォード大学で、英国ロマン派文学の博士号を取得。その後、貧困者救済機関であるオックスファムのロビイストとして運動し、交戦地帯に住む市民の救済のために国連と政府に働きかける。現在、家族とともにオックスフォードに住んでいる。「The Diamond of Drury Lane」で2006年ネスレ児童文学賞、オッタカー児童図書賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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あき
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シリーズ2作目。協会の図書館に行き、万物の盟友の秘密の部屋に行くところは面白かったな。ヒュー伯父さんの部屋で、万物の盟友が書いたと思われる書類を見つけたり。実は、家紋が万物の盟友の印と一緒だったり。協会に敵対するクレルボが、本当に悪者なのかちょっと疑問も。コニーも認めるものがあるみたいだし・・。もっと訓練したり、神秘の生物と関わったり、万物の盟友の英雄らしいところがみたいなあ。そんな中、新しく生まれたドラゴンのアーガンドとの触れ合いは、わくわくします。ゴダイバのわだかまりもほぐれてよかったです。 2011/11/12
Miki Shimizu
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おもしろーい。やっぱり敵は精油所の人たち。今度は道路を通すために森を伐採するときた。宿敵クレルボとコニーの戦いはどうなる!?2014/10/07
ピナ☆
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面白い!!!!!!!!!!2013/03/15
こしあん*+.゜
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今回の主な舞台は森。そして、コニーの前にはクレルボの他に、強敵・大伯母ゴダイバが立ちふさがります。最初はゴダイバの身勝手な振る舞いにやきもきしますが、実は…。また、コルが大活躍の巻でした。その両親がまた強烈^^;あのタイミングで夫婦喧嘩とは…。新キャラ・ラットが次巻以降にどう絡んでくるのか楽しみです♪そして、コニーの弟・サイモンは…??2012/11/08
月兎
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協会を毛嫌いするコニーの大伯母ゴダイバ、コニーの友人であるコルの母親カッサンドラなど身近な人間の血縁者がコニーの前に立ちふさがるという展開。それぞれ理由があってそれが分かるのがまた辛いんですが… 敵のボス的存在であるクレルボは何か深い悲しい存在である気がします。人間の敵ではあるかもしれないけれど、完全な悪ではないなと。謎な部分が存在する新たな友人ラットがどう物語に絡んでくるのかも気になるところ。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-207.html2011/02/21