内容説明
レジャービジネスだけがフィーバーしても、真の「レジャー文化」は生まれない。90年代に向けて急務の課題は、新しい余暇時代を生きるためのレジャー哲学であり,一人ひとりのソフトウェアなのである。
目次
1 ポスト・ポストモダン時代に向けてのレジャー
2 レジャーのかたち、レジャーの意味(会社人間から、リハビリテーションを;余暇はビジネスのエネルギー;誰にも平等な「24時間」;プライベート・ライフの過ごし方;全部が余暇で、全部が仕事 ほか)
3 自己表現としてのスポーツ・身体(「男性レジャー」から「ファミリー・レジャー」へ;ラグビーの面白さ;身体の芸術表現―狂言と舞踊)
4 ギリシャ・ローマに学ぶレジャー哲学(アリストテレスのレジャー哲学;セネカのレジャー哲学)