芥川龍之介試解―呪縛の構造

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784915442216
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

目次

第1章 芥川龍之介の初期作品に関する一考察―“過剰なもの”という呪縛
第2章 『ひょっとこ』試解―“対照”の呪縛
第3章 『羅生門』試解―「作者」の呪縛、あるいは呪縛からの逃走
第4章 『或日の大石内蔵之助』試解―話者の呪縛
第5章 『地獄変』試解―「見る」という呪縛
第6章 『奉教人の死』試解―呪縛としての「刹那の感動」
第7章 『杜子春』試解―呪縛された父親、あるいは父と息子の物語
第8章 『秋山図』試解―画は言葉の呪縛を超えられるのか
第9章 『藪の中』試解―真相という呪縛、あるいは言葉による呪縛
第10章 『玄鶴山房』試解―“内”と“外”との対照、あるいは“内”の呪縛

著者等紹介

西原千博[ニシハラチヒロ]
1955年、静岡県・沼津市生まれ。東京教育大学文学部卒業。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。静岡英和女学院短期大学専任講師を経て、北海道教育大学札幌校教授。北海道教育大学副学長(付属図書館担当)。日本近代文学会、筑波大学国語国文学会等に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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