内容説明
本書は、サイコセラピー分野の世界的第一人者による、汚染恐怖に焦点を当てた初の新刊本である。本疾患の定義からはじめ、さまざまな症状を考察し、精神的汚染・接触汚染の両者、および、嫌悪感について検討している。最も重要なことには、認知行動テクニックに基づいて、本疾患の治療法や臨床的ガイドラインの制定に関する論説を展開している。
目次
第１章 汚染の定義と分類
第２章 接触汚染
第３章 精神的汚染
第４章 現実の、または知覚的な、暴力後の汚染
第５章 汚染の諸現象
第６章 脆弱性の錯覚
第７章 嫌悪と診断統計マニュアル
第８章 汚染の評価
第９章 汚染の認知理論に向けて
第１０章 治療
著者等紹介
作田勉［サクタツトム］
日本保健医療大学教授。日本サイコセラピー学会常任理事・事務局長。前慶応大学医学部准教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Yasutaka Nishimoto
1
強迫行為だけでは語れない不潔や汚染への恐怖。その辛さは本人にしか分からないであろうが、多方面からの解説・事例により、ほんの少しイメージできた、かな？2017/09/26
