内容説明
いま永田町では“世代交代の嵐”が吹き荒れている。政治が旧弊を排し、「若い血」を求め始めたのだ。日本は国際社会にあって自らの責任を十分に認識し、21世紀に向かって、さらに発展していくのだろう。その新たな礎として、安定した政局の上に立った未来ビジョンをいかに考え、実現していくかが今の政治に課せられたものである。「明日の日本」を担う、国会の若き実力者たちとは。
目次
東力―自民党対米コネクションの鍵を握る男
亀井静香―台頭する新保守主義の理論派闘将
鳩山邦夫―保守政治の起爆剤をめざす!?政界貴族の反逆児
山崎拓―中曽根派を激震させるか!?温知会の名参謀
池田行彦―保守本流・宏池会正統派の血を継ぐエリート議員
佐藤信二―父・栄作とは一味違う直情怪行型の庶民派政治家
白川勝彦―自由主義政党の革命児!?議憲派リベラリスト
町村信孝―政治に夢を賭ける国際感覚抜群の行動する政治家
平沼赳夫―タカ派イメージから脱却して政策マンへ
戸塚進也―行動力と政策通で永田町を飛び回る働きバチ
志賀節―三木政治を継ぐ、豪気で緻密な良識派
野田毅―税制改革を成し遂げた財政通の国際派
中西啓介―スケールの大きい党人政治家をめざす税制改革の立役者