内容説明
ファウストの錬金術からデリヴァティヴまで…。近代的「貨幣演劇」をささえる幻灯装置の解体にむけて。
目次
1 ゲーテと近代の錬金術
2 貨幣の社会記号論:『経哲草稿』から『経済学批判要綱』へ
3 経済学批判のアポリア:物象化と記号
4 ゾーン=レーテルの社会的存在論:貨幣と「認識」の条件
5 貨幣に潜む超越論的主観性:『否定の弁証法』への道
6 「亡霊」としての貨幣:デリダからマルクスへ
7 マルクスと広松の「亡霊たち」
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