内容説明
ひれ伏す日本、嵩にかかる中国。尖閣で日中戦わば、自衛隊は勝つ。日本の論客10人が語り尽くす亡国の危機。
目次
基礎知識編(検証ドキュメント「2010年9月の尖閣事件」;尖閣諸島は日本固有の領土である)
本質究明編(ひれ伏す日本 嵩にかかる中国;中国の狙いは清朝版図の復活)
日本防衛編(尖閣で日中戦わば、自衛隊は勝つ;中国の「日本自治区」化はすでに進行している)
著者等紹介
藤岡信勝[フジオカノブカツ]
1943年、北海道生まれ。北海道大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。北海道教育大学助教授、東京大学教育学部教授、拓殖大学教授を歴任、現在は拓殖大学客員教授。1995年、教室からの歴史教育の改革を目指して自由主義史観研究会を結成。1997年、「新しい歴史教科書をつくる会」の創立に参加、現在は同会会長
加瀬英明[カセヒデアキ]
1936年、東京生まれ。慶應義塾大学・エール大学・コロンビア大学で学ぶ。「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長。77年より福田、中曽根内閣で首相特別顧問として対米折衝に貢献。皇室についての著作も多い。日本ペンクラブ理事、松下政経塾相談役などを歴任。伊能忠敬の玄孫でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なかもも
12
改めて振り返る、2010年尖閣事件の歴史的敗北。あの事件をきっかけにネットで色々調べるようになりました。それはきっと、私だけではなかったと思います。ほか、尖閣諸島に関する基礎知識と激論対談集がまとめられています。日本が今置かれている危機的状況について、多角的に語られる対談集は特に読みごたえがありました。中国という国の本質を突いています。アメリカに依存することなく、自分の国は自分で守れる普通の国になってほしい。日本人一人一人が政治や歴史に興味をもち、危機意識を共有することで、守れるものが沢山あると思う。2014/05/22