内容説明
神戸ポートアイランド沖に建設が予定されている「神戸市営空港」は、様々な点で疑問が残る。本書は、神戸市の説明するあらゆる効用を検証するとともに、国内空港、国際空港そして貨物空港とどれをとっても全く利用価値がないうえに、現状の関西航空事情をさらに悪化させる百害有って一利もない計画であることを、具体的に論破するものである。
目次
3つの異なる神戸空港
3空港(伊丹、関空、神戸)の位置関係
航空機の特徴
関空建設により不便になった国内航空路線
自由競争の対象
間違いだらけのハブ空港論
日本のハブ空港
日本の地方空港
総滑走路延長指数と言う奇妙な数値
利用価値のない地方空港〔ほか〕