内容説明
膨大な“規制”に支えられている官僚王国・日本―。この“規制”をクリアにするために、官民双方が払う労力・経費は莫大だ。また、経済大国といわれながらも、内外格差によって、我々の生活に“豊かさ”の実感はない。しかし、こうした“規制”は果たして全て悪いのか。官僚出身のスペシャリストが、その本質を斬る。
目次
第1章 行政は国民の敵か?
第2章 国民と行政の深いかかわり
第3章 暗くて深い川―国民と行政の間
第4章 規制緩和と国民生活
第5章 政治と官僚
第6章 本当の行政改革とは
第7章 地方分権―ヨコ割り行政の弊害
第8章 国民のための行政―日本の行政課題
第9章 国民と税金
第10章 透明な行政