内容説明
様々な形で水族館に関わる「人」たちが、それぞれの情熱と未来を語り下ろす。特別付録、全国152館掲載、シン・水族館リスト。
目次
第一部 水族館の「チカラ」(謎多き古代魚・シーラカンスを追い続けて―岩田雅光[アクアマリンいなわしろカワセミ水族館];北の大地から発信を続ける理由―山内創[北の大地の水族館];復活の過程で育まれた、ここにしかない独創性―小林龍二[竹島水族館] ほか)
第二部 水族館を「支える」(生きものの命をまもる水族館の獣医師―白形知佳[新江ノ島水族館];水族館をつくる夢を叶えるため室戸の漁師に―松尾拓哉[遊漁船・漁船「海来」船長];海がない場所に、海を届ける―[株式会社 日本海水(マリンテック担当)] ほか)
第三部 水族館から生まれる「カルチャー」(水族館のインハウスデザイナーという仕事―齋藤未奈子[葛西臨海水族園];煌めく“にぼし”の色を追い求めて―NAMIKO[にぼしアーティスト];海の王者シャチ×王道青春漫画が生まれた理由―遊維[漫画『大海に響くコール』作者] ほか)
特別付録 新井竜実(めnち)監修 シン・日本全国水族館リスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
お抹茶
3
水族館で働く人々を取材。イトウは地域ごとに遺伝的な系統の違いがあり,川や湖に特化して進化した個体群がいて,野生と人工繁殖で育てた種は見た目も違う。アクア・トトぎふでは希少淡水魚保全も進めているが,見た目は地味で,飼育と収益,公益性と経済性のバランスを取った運営が課題。飼育員以外のスタッフや関係者にも取材する。2025/09/18
やこ
0
クラゲの表紙だが実際クラゲにまつわるエピソードは少なめ。水族館にまつわる様々な人を取り上げている。個人的にNAMIKOさんのお話を伺えてよかった2025/09/03