内容説明
三英傑に仕え、利休の後に「織部好み」を生んだ異端の茶人大名・古田織部。長年、織部研究を続ける著者が、織部とその家族の動向に焦点を当てて、より鮮明な織部像を浮き彫りにしていく。
目次
第一章 海住山寺(瓶原と古田織部をめぐる大事件;古田織部と海住山寺;一切経および兜率天曼陀羅図の売却事件;海住山寺と貞慶;海住山寺の一切経について;京を旅する一切経;国宝・重文の一切経;興聖寺蔵一切経の特徴)
第二章 興聖寺(興聖寺の境内;興聖寺史;虚應圓耳とはどんな人か;南光坊天海と虚應圓耳;興聖寺と古田織部とは無関係説;青霄院は興聖寺の一塔頭となり;圓耳没後の興聖寺;大昭庵と大照塔)
第三章 織部屋敷(文禄年間に織部一家を襲った大事件;この時期、織部家の人々はどこに住んでいたか;天正十三年以降の織部屋敷はどこか;りんき壺;慶長八年は織部決断の年;圓耳の賭け、彼の野心は達成されたのか;なぜ「古田家譜」は史実をゆがめたのか)
補遺と余滴
著者等紹介
国分義司[コクブンヨシジ]
1937年福島県本宮市生まれ。1966年東北大学文学部大学院(修)修了。名古屋工業大学、名古屋学芸大学大学院教授を歴任。現在、名古屋学芸大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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