感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
GO-FEET
8
《ニュースは私の脳内に掘り進み、私は喘ぎ、悶える。この新たな非道のニュースに、コルチゾールが私の体内を貫く。またしてもあらゆる残虐を組み合わせた極悪の行為。暴力と殺戮、愕然とするほかない腐敗、残忍にはらわたをえぐり出す蛮行、法の平然たる無視、噛りと卑劣ないじめ、正義と讃えられる暴行、信仰の仮面をかぶったおぞましい偏狭さ、すべての嘘と嘘と嘘と嘘。そしてまたこの新たな非道、極悪の偽善に、またしても息が詰まりそうになってくる。》(48-49頁)2026/01/10
ののまる
4
トランプ政権下の知識人たちの絶望と耐える日々を寓話で。2025/12/14
garyou
3
詩のようでもあるショートショート(超短編というのかな)集で、どの話にも息苦しさを感じるのは、匂いに関する記述が多いからかもしれない。いずれも鼻を塞ぎたくなるような、しかし塞いでも防げないような、胸の悪くなるような悪臭だ。コロナ禍のときの短編集にも逃げ場のなさのような雰囲気があったけれど、こちらは逃れようと思えば逃れられないわけでもない、でもやはり逃れられない空気を感じる。「なんでこうなってしまったんだろう」と思う時にはもう遅いのだろうな。2025/12/10
spike
2
悪夢としか言いようのない情景の数々。これが(作者の目から見える)今のアメリカの心象風景なのか、と呆然としながら読む。2025/09/30
ひよこまめ
1
連日のニュースと重なって、苦しい。「彼」によってもたらされた変化と絶望。耐え忍ぶ日々。対岸の火事ではすまず、否応なく私たちもいずれ巻き込まれる。2026/01/16
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