内容説明
愛・怒り・欲―湧き上がる感情になぜ私たちは支配され、振り回されてしまうのか?現代の苦しみの構造と、そこから抜け出す「本当の自由」を、お釈迦様は二五〇〇年前に説いていた!
目次
16 愛するものの章(好きな生き方は悪魔のご褒美 好き嫌いに操られない人は幸福です;好きな生き方が招く危機 好みに執着すると、精神病になる;好きを追って、不幸にたどり着く 実用主義者は好き嫌いに悩まない ほか)
17 怒りの章(怒りは心の自動発火装置 怒りは簡単に消えないもの;人生のプロドライバーになる 怒る人は多重に損をする;怒りに慈しみで勝つ 世間論に従うと敗北する ほか)
18 汚れ(垢)の章(臨終の時の説法 死をごまかして不幸になる;小さな善から始まる 一日で善人にはなれません;身から出た錆 わずかな刺激で心は汚れる ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。十三歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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