内容説明
思わず人に話したくなる!子どもにも教えられる!大人の古生物入門。アンモナイトからアノマロカリス、ティラノサウルスからマンモスまで…。つながりや理由がわかると、古生物がもっと見えてくる!鳥と恐竜の関係は?大量絶滅の原因は?日本はかつてゾウ大陸だった?スピノサウルスは二足歩行?四足歩行?この本は、そんな疑問に応える「教養としての古生物入門」です。「古生物に興味がある!」「昔好きだったなあ」「久しぶりに博物館に行ってみたくなった」「子どもにどのように説明しよう?」そんな方はもちろん、知識がまったくなくても、この本を読むと古生物の基礎知識が身につくとともに、改めてその魅力に気づくはずです。この本では、最新の研究に基づき、地球に存在した数々の古生物はどんな生活を送っていたのかや、化石の秘密や古生物の名づけや分類方法など、さまざまな角度から古生物の基本を解説していきます。イラストや図版満載の30のトピックスと5つのコラムで、どなたでも楽しく読み進められます。また、本書を通じて、現代に生きる私たちが、いま古生物のことを学ぶ意味にも気づかせてくれるかもしれません。古生物学の入り口ともなるこの本といっしょに、その楽しさに迫っていきましょう!
目次
第1章 はじめての古生物学(古生物学って何?―古生物学と考古学の違い;フタバスズキリュウとフタバサウルスの違い―和名と種名の話 ほか)
第2章 化石の謎(冷凍マンモスも化石?―化石とは何か?;“ざんねんな古生物”なんていない―化石化のメカニズム ほか)
第3章 魅力的で魅惑的な古生物たち(アノマロカリスは“不思議生物”じゃない―カンブリア「爆発」はなかった;ターリーモンスターは、サカナか否か―新説発表のたびに姿が変わる ほか)
第4章 生物の進化で地球がわかる(「異常巻きアンモナイト」は、“異常”じゃない;恐竜絶滅の“トリガー”は、隕石でほぼ確定。しかし… ほか)
第5章 もっと古生物を楽しむために(リテラシーを得る―信用できる古生物情報の入手の仕方;今日の“正解”は明日の“間違い”かもしれない―日進月歩の科学のおもしろさ! ほか)
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィス ジオパレオント代表。サイエンスライター。日本古生物学会会員、日本地質学会会員、日本文藝家協会会員。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て2012年に独立・現職。2019年、サイエンスライターとして史上はじめて日本古生物学会貢献賞を受賞
芝原暁彦[シバハラアキヒコ]
古生物学者、博士(理学)。福井県生まれ。筑波大学大学院で博士号を取得(専門は微化石学、古環境学)。その後、つくば市の産業技術総合研究所(産総研)で化石標本の3D計測やVR展示などの研究開発を行った。2016年に産総研発ベンチャー「地球科学可視化技術研究所」を設立し所長に就任。また、東京地学協会、日本地図学会の各委員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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