内容説明
大相撲の夏の風物詩・四股名や部屋名入りの浴衣反物には、作り手の思いが詰まっている。全71の浴衣図案とその物語。本書は、力士たちがまとう浴衣反物に焦点を当て、その意匠や背景、相撲文化の魅力を豊富な写真とともにご紹介した一冊。相撲ファンの方はもちろん、日本文化やデザインに関心をお持ちの方にもお楽しみいただける内容となっています。
目次
力士と浴衣反物
第一章 浴衣反物図案集(安治川部屋;安青錦 新大(安治川部屋)
若隆景 渥(荒汐部屋)
若元春 港(荒汐部屋)
雷部屋 ほか)
第二章 浴衣反物にまつわること(浴衣反物をデザインする・染める;浴衣反物をコーディネートする;浴衣反物を仕立てる;浴衣反物を集める)
浴衣スナップ集
著者等紹介
佐々木一郎[ササキイチロウ]
日刊スポーツNEWS。昭和47年8月3日、千葉市生まれ。平成8年、日刊スポーツ新聞社入社。22年三月場所から大相撲の取材を開始。現在は、サブスクサービス「日刊スポーツ・プレミアム」に執筆中。トークイベント「豊ノ島の部屋」のMCやABEMA「大相撲センター試験」の出題を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
15
第1章は浴衣反物図案集。春になると力士たちは浴衣を着るようになる。そのデザインはさまざまで、部屋名が入っていたり四股名が入っていたり。浴衣がもたらすエピソードも少なくないし、一般には出回らないので興味深くページをめくった。 第2章は浴衣反物にまつわること。浴衣が作られる手順や染め物工場の担当者のことなど。 私は相撲はまったく見ないので、浴衣の絵を楽しむために美術的というかデザイン的にというか、そんな観点で読んだが、相撲ファンの人が読んでだほうが、より楽しめる本だと思う。2026/08/12
多喜夢
7
国技館の入り待ちで、浴衣姿の若い力士を見ていて、いろいろなデザインがあって面白いなと思ったところ、すぐそばの売店に本書が置いてあり、すぐに購入。眺めているだけでも楽しいし、自分の名前入りの浴衣は自分では着ないなど、蘊蓄も知れてよかった。2026/09/16
遠い日
6
化粧まわしやまわしは土俵で目にするけれど、お相撲さんたちの浴衣姿はテレビの何かで目にはしても、記憶に残るような見方はしないので新鮮な読書でした。浴衣反物を送り合うのが角界の夏の風物詩であること、初めて知りました。粋な習わしですねぇ。現役力士71人の図案集。部屋のカラーを強く押し出したもの、個人のこだわりの好みを主張したものなど、見応えがありました。わたしの一押しの安青錦の図案は、キリリと引き締まった印象でかっこいい。応援している藤ノ川の図案は粋、宇良の図案はこだわりのユーモアが感じられます。2026/09/09
Abercrombie
3
令和7年に制作された浴衣反物を中心に、71の浴衣図案とその図案に込められた力士・親方の想いを紹介。まったく知らなかった驚きの世界。四股名入りの浴衣反物を作ることができるのは幕内42人だけ、自分の四股名が入った浴衣を自分で着るのは粋じゃない等々、浴衣にまつわる蘊蓄や、力士の浴衣スナップ集も楽しい。2026/10/03
yurika
0
楽しみにしていた本。今年出版されたばかりなので、現役力士の反物が一挙に見られて嬉しかったです。すごくこだわって作っている人もいれば、おまかせの人もいたり、エピソードも楽しく読みました。藤ノ川の反物ほしい〜!2026/10/03




