喪失、悲嘆、希望―阪神淡路大震災その先に

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喪失、悲嘆、希望―阪神淡路大震災その先に

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911390009
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0036

内容説明

大震災はまたやってくる。これは、命と心を守るために必要なこと。30年にわたり被災された方々を支援してきた俳優が、すべてを語る。

目次

第1章 阪神淡路大震災の発生
第2章 生き残った者たちの希望
第3章 「市民主導」の成功と挫折
第4章 東京生まれの俳優、神戸へ行く
第5章 喪失、悲嘆はすぐそばにある
第6章 「災害大国」日本で必要なこと

著者等紹介

堀内正美[ホリウチマサミ]
1950年、東京生まれ。桐朋学園大学演劇科在学中にスカウトされ、TBS金曜ドラマ「わが愛」で俳優デビュー。以後、多くのテレビ・映画・ラジオ・舞台に出演し、多様な役柄を演じている。東京から神戸に移り住んで11年目の1月17日に起きた阪神淡路大震災発生後には、被災した方々を勇気づける合言葉「がんばろう神戸!!」を発案。市民ボランティア・ネットワーク「がんばろう!!神戸」を結成し、支援活動を始める。以降、自然災害で被災された方々を始め、事件、事故で心に傷を抱えた方々の支援活動に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RED FOX

13
「社会には地道な活動を続けている立派な人がたくさんいる。本当に称えられるべきは」阪神淡路大震災の恐怖。協力や反目、成功と挫折、現場に徹した「がんばろう神戸」俳優の行動力に感動。慰霊碑訪ねたい。2025/02/05

NAGISAN

2
俳優の堀内正美さんの執筆。関西では、阪神淡路大震災後のボランティア活動で有名。みんなの合言葉になった「がんばろう!!神戸」(団体)活動を実施、「1.17希望の灯り」は今なお続く。「ニーズがあるものをやる」ことは、行政や他の市民団体との意見の相違を招くことも多い。その中での奮闘物語。後継となる人の考えも掲載されており、堀内さんと違った現在に併せた活動必要性を述べている。自分の日常の生活を一歩変えたい人にとっても、応援してくれる本です。2025/02/04

Go Extreme

1
震災とボランティア活動: 2002年・「阪神淡路大震災・17希望の灯り」NPO法人が設立→愛する人を失った人々のための支援の場 活動の経緯と課題: 反発や失敗も経験・全国の支援を受け活動継続 震災後の神戸の変化記録→街の復興の過程伝える 震災の記憶と風化: 震災経験者減少→記憶の風化 次世代に経験を伝える重要性 慰霊碑ー追悼と震災の教訓を語り継ぐシンボル ボランティア: 人と人のつながりを深め新たなコミュニティ形成 被災者の心に寄り添うことが最も重要 支援ー物資提供だけでなく精神的なケアも含まれる2025/02/09

Mitsuhito Shiraha

0
6年程前公開の場で著者堀内さんと対談したことがある。神戸市に言いたいこと、というような趣旨で、 初対面なのに市のどうしようもない官僚主導主義について意見が一致。司会の県会議員の方からもっと建設的な意見を、とやんわりたしなめられたが「無いね」「絶望してます」とやり返す始末だった。本書を読むとあの時の著者の言葉を裏付ける苦心が伝わる。それでも耐え忍んで官に入り込んで説得しようとした熱意には脱帽。2025/02/18

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