内容説明
あるひ、ちいさなさかなはかなしいきもちになりました。そこですいっとひとおよぎ。「きぶんをかえにでかけよう」ここはかなしみのうみ。〈かなしいきもちのことば〉がつぎつぎとあらわれます。でも、さいごにえほんをくるっとひっくりかえしたら…こんどは、えがおのうみ!〈たのしいきもちのことば〉をあつめてみてね。ひっくりかえすと世界が変わる!”感情”がテーマのしかけ絵本。3才~。
著者等紹介
ユディカ,アンナ[ユディカ,アンナ] [Iudica,Anna]
スイス生まれ。現在はイタリアの海辺に暮らし、教師として幼児教育や学童保育の現場で働いている。本作が初めての絵本
ヴィニョッキ,キアラ[ヴィニョッキ,キアラ] [Vignocchi,Chiara]
イタリア生まれ。イタリア文学の学位を取得し、中学校教師の仕事のかたわらミニボンボで絵本作家・編集者として活動している
ボランド,シルヴィア[ボランド,シルヴィア] [Borando,Silvia]
イタリア生まれ。コミュニケーションデザインの学位を取得し、ミニボンボを創設。編集長、絵本作家として活動している。携わった作品はボローニャ・ラガッツィ賞(デジタル部門)などいくつもの賞を受賞し、世界中で翻訳されている
山下愛純[ヤマシタアズミ]
滋賀県生まれ。東京外国語大学でイタリア語を学び、児童書の翻訳に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
118
これはこれは、作者の思いのまま上手くやられました。そうきたかと。海のゴミや海洋プラスチックに悩み苦しむ魚たちの訴えかと思って読み進めていると、まさかの仕掛け絵本。そのシンプルさに油断していました。本のタイトルをしっかりと読めばよかった。かなしみのうみを、もういちどみてごらん。だからといってハッピーエンドでは終えられない。これからの人間たちの行い次第で海の環境は左右される。人間は美しい景色を守りたいと思う。失われつつある生命を残したいと思う。その気持ちを大切に生きていきたい。目の前にもできることはあるから。2025/12/29
えつ
6
読み終わったあとに、違う世界が待っていて面白い。ただ、息子にはヒットしなさそう…。もう少し大きくなってからかな。NetGalleyにて。2026/02/21
遠い日
4
イタリア発。しかけ絵本は数々あれど、ネガティヴなことばを重ねて、読み手を思い切り悲しみの海に引き込んでおいて、くるっと世界がひっくり返る瞬間がすばらしい。 どんよりと暗い気持ちが一瞬で軽快な目覚めを促す。 そうか⁉︎そうなんだ‼︎という気づきが、子どもから大人まで晴れやかな心を連れてくる。 世界は自分が見るようにしか見えないものなんだ。でも、すばらしいひと言のアドバイスが違う世界のドアを開く。登場する魚たちがカラフルだったのも、頷けるなぁ!2026/02/01
たくさん
3
自分の主観、思い込みかもしれない。 そういう感じ方は誰かに言われるまで気づきにくいものだなあ。 自分が悲しいと感じているのは、相手のこと。 だけれど相手のことは自分でないので、そうじゃないかもしれない。 本当のことは自分の思うことか誰かの言うことか、 それともどちらでもないか。真実はわからない。 だからこそ、自分だけでもいい感じ方をできるようになりたいですね。 2026/03/05
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