桐生市事件―生活保護が歪められた街で

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桐生市事件―生活保護が歪められた街で

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911256169
  • NDC分類 369.2
  • Cコード C0036

内容説明

「健康で文化的な最低限度の生活」を保障する生活保護制度が根底から歪められた。群馬県南東部の桐生市。高齢化などにともなって生活保護率が高くなっている周辺自治体とは正反対に、年を追うごとに保護率が激減していく異常なデータ。「ハローワークへ毎日行って求職活動をしてください。窓口で書類に印鑑を押してもらい、私たちがそれを確認できたら1000円お渡しします」。違法で過酷な水際作戦に、ついに当事者が声をあげ、支援者が奔走する―。

目次

第1章 「一日一〇〇〇円」の衝撃(事件発覚;専門家も驚く実態;謝罪会見での追及)
第2章 困窮者を追い払う福祉(「水際作戦」の果てに;警察官OBと扶養照会;データが語る異常事態)
第3章 闘っていたひと(突然の訃報;仲道さんが最後に語ったラジオ)
第4章 広がる追及(第三者委員会の追及始まる;全国調査団の結成;桐生市問題、国会へ;群馬県による特別監査;告発の行方―国家賠償請求裁判)
終章 桐生市事件が問うもの(その人は確かに生きていた;問われる行政の責任;メディアと議会の責任;事件が問いかけたもの)

著者等紹介

小林美穂子[コバヤシミホコ]
ライター、一般社団法人「つくろい東京ファンド」スタッフ。群馬県出身

小松田健一[コマツダケンイチ]
東京新聞記者を経て現在、東京新聞事業局出版部。2022年7月~24年8月、東京新聞前橋支局長。2024年「地域・民衆ジャーナリズム賞」「貧困ジャーナリズム賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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こばまり

36
本制度のあり方、運用については様々に意見があろうが、実に腹立たしいのが本来であれば粛々と窓口業務を行うに過ぎぬ一自治体の一職員、一部署が生殺与奪の権を握ったかのような振る舞いを傲然とし続けてきたことだ。小田原のジャンパー事件を彷彿とさせる。2025/04/09

二人娘の父

12
行政についてこれほどの衝撃を受けるとは...。言葉は沢山頭の中に浮かぶが、出力ができないほどの衝撃。なぜ公務員である自治体職員が、ここまで人間の尊厳を踏みにじり、平然としていられるのか。私たちの想像もできないところで、この国の支配勢力は、私たち国民にとんでもない牙をむいているのではないか。背筋が寒くなるような、足元が脅かされるような不安に包まれる。なぜ桐生市がこれほど突出した人権侵害を行ってきたのか。謎は深まったし希望は見えない。心が折れるような読書体験。2025/05/12

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