内容説明
核廃絶、原発、ジェンダー、差別、医療・福祉…広島の平和記念公園から徒歩3分。「まじめなことを話しても引かれない場所」として日本初(!?)のソーシャルブックカフェを立ち上げたハチドリ舎店主による、思想をもつためのメッセージ。
目次
WHAT? ハチドリ舎って何なのか(ハチドリ舎とは?;ハチドリ舎をつくった理由;ソーシャルブックカフェ ほか)
HOW? どうやってハチドリ舎をつくったか(物件の見つけ方;お店のつくり方;お金の工面の仕方 ほか)
WHY? どうしてハチドリ舎をつくったか(いじめ;ビジュアル系;ピースボート1 ほか)
著者等紹介
安彦恵里香[アビコエリカ]
1978年生まれ。建築不動産の仕事を経て、23歳で国際NGOピースボートの船旅に参加、スタッフとなり、環境、非核化などの社会問題解決に取り組むように。2011年、核兵器について考えるアートブック『NOW!』を制作・発刊。2017年7月、「社会とつながること」がテーマの「Social Book Cafe ハチドリ舎」をオープンする。Project NOW!代表、Code for Hiroshima共同代表、カクワカ広島発起人、ジェンダーを考えるひろしま県民有志発起人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Nobuko Hashimoto
24
広島の平和記念公園から3分、社会問題を存分に語れるスペース「ハチドリ舎」店主の本。月に30本ものイベントを開催しているという。勉強会などに場所貸しをしているのかと思ったら、もう一人のスタッフと2人だけで企画運営しているとのこと。戦争・紛争・安全保障、人権、ジェンダー、医療・福祉などについてまじめに語れる場、人と出会い人を繋ぐ場となっている。学校大学を出るとそういう場や社会活動の拠点がなくなるのを補ってもいる模様。たしかに物理的な場所があるかどうかは大きいと思う。広島に行くときには訪ねてみたい。→2024/12/25
Ai
6
実際にハチドリ舎のイベントに参加して、購入。安彦さんがどういった思いとコンセプトでお店を作ったかよく理解できた。2025/03/05
かおっくす
0
「まじめなことを話しても引かれない場所がつくりたい」という思いから、ソーシャルブックカフェ「ハチドリ舎」を作った安彦さんの取り組みのお話。月に約30本のイベントを開催しているのは、すごい。NVC非暴力コミュニケーションで共感的コミュニケーションを目指す。ドキュメンタリー映画の上映会は私もやってみたい。団体運営において大事なのは、関わりしろとなる入り口を閉じないこと。「かくがえのない、大したことのない私」肚をくくって自分として生きる。 2025/04/03