絶望からの新聞論

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絶望からの新聞論

  • 南彰
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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784911256015
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかしー

47
元朝日新聞政治記者→新聞労連委員長→琉球新報社の著者が、新聞業界の現状と課題を内側から鋭く描いた一冊です。 なんというか⋯読んでいて著者の熱意と読み手(私)の温度差で大き過ぎて風邪引きそうなほど寒い⋯主張する正論を読めば読むほど興が冷める⋯同族嫌悪かな? 本書の通り著者は山崎豊子「沈まぬ太陽」の恩地元みたいな感じ。 ごめんなさい、どうしても会社の中から変えるのに、見切りを付けて外野から古巣を批判している構図にしか見えませんでした。今はコンプラとか炎上対策で色々制限があって、書きたい事が書けない事が多いなど2025/04/26

こも 旧柏バカ一代

31
新聞業界の内部からの批判と問題提起を描いたものである。朝日新聞の記者であった著者は、自らの経験をもとに報道業界の現状と課題を鋭く解析している。著者が朝日新聞を退職した理由とその後の沖縄での活動に焦点が当てられている。報道のあり方や権力とメディアとの癒着に対する深い懸念が示され、地域社会に貢献する報道を目指す決意が語られている。権力の監視役としてのメディアの本質を見失っている現状に警鐘が鳴らされ、ジャーナリズムの自由と独立を求める著者の姿勢が印象的であった。2024/04/30

チェアー

7
何への絶望か。 厳しいことを言うなら、それは朝日が旧来から持っていた構造的な体質であって、単に部数や「リベラルの雄」との自負で覆い隠されてきただけではないか。 つまり、もともと絶望すべき存在だったのではないか。そして、朝日の凋落をもってメディアの凋落とし絶望する姿勢こそが市民から嫌われるたぐいの思想だったように思う。 2024/07/18

tenorsox

4
朝日新聞に嫌気がさして琉球新報に移籍したベテラン記者による、古巣への警告の書。信用を失った上に何かにつけて口撃されるようになってしまった根本的理由を未だに理解できていないせいか、過度なチェック体制が敷かれていることやそれを含めた事なかれ主義が横行していることに憤り、これでは権力に対する監視の役割を果たせないと力強く訴えている。読売とのシェア差を気にしているのも、業界全体への見通しが甘くて微笑ましい。過去の著作に比べて文章力が落ちた?のが若干の気懸かり(難しいことは書いてないのにすんなりと頭に入ってこない)2024/07/06

K.C.

4
自身の思想は中道左派くらいかなと思っているので、朝日新聞にそれほどシンパシーはない。ただ、社会の木鐸といわれる新聞、それもリベラルのリーディングペーパーがこのような状況ではと危ぶまれるくらいの内容。右派が喜びそうな内容でもある。今までの「利権」を手放さず、管理だけ強化するのでは、記者力が発揮されることもないだろう。著者の選択を寿ぎ、活躍を祈るばかりである。2024/06/24

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