内容説明
愛なき政略結婚ばかりだったのか!?―物語化された虚像でなく、姫たちの人生に迫る始まりの1冊。宇都宮釣天井事件で名高い家康と築山殿の長女亀姫を筆頭に、数奇な運命を辿った満天姫、真田信之に嫁いだ小松姫、想い人と再婚がなった曽祖父が織田信長と家康にあたる国姫…。家康の実娘・養妹・養女の婚家等一覧表&32人それぞれの姫のオリジナル略系図掲載。
目次
第1章 家康の実娘の結婚
第2章 家康の養妹・異父妹たちの結婚
第3章 養女・家康の姪たちの結婚1―松平康元の六人の娘たち
第4章 養女・家康の姪たちの結婚2―保科正直と多劫姫の四人の娘たち
第5章 養女・家康の姪たちの結婚3―他の異父弟、異父妹の娘たち
第6章 養女・家康の孫娘たちの結婚
第7章 養女・家康の曽孫娘たちの結婚
第8章 養女・家康の重臣や松平支族の娘たちの結婚
著者等紹介
柴桂子[シバケイコ]
昭和12年、福岡県生まれ。歴史研究者。女たちの古文書を読み解き、それらを出版する「桂文庫」主宰。高校卒業後、大手鉄鋼会社に就職するも学問への情熱が捨てられず、9年間のブランクを経て27歳で早稲田大学に入学。在学中に結婚。80歳で長年生活した東京を離れ、静岡県掛川市で農業と環境問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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