内容説明
『ぼのぼの』『I(アイ)』のいがらしみきおによる幻の予言的文明論にして不朽の人間哲学。
目次
第1部 IMON創世紀(TRONより早く実現するかもしれないユーザー側のOSを考案;5年のキャリアをもつ、IMONプロジェクトの人工無脳とは? ほか)
第2部 オタクから超常現象へ(テーマ形式に変更した第2部。今回はオタクについて;メディアのディスプレー化で誕生したオタク層。断絶した世界を行く ほか)
第3部 IMON3原則に迫る(“いつでももっとおもしろくないとな”がモットー。第3部の開始だ;アナタは円周率を何ケタまで覚えてますか?今回は数学的に迫る ほか)
第4部 IMONとパコソン通信(人間としてのアイデンティティーを消去させられるパソコン通信とは;パソ通は、アイデンティティーを剥奪されたものの上に成立する!! ほか)
第5部 ビッブの教育と未来(IMON、最終章の(?)第5部に突入だ!
ビッブが言葉に意味を与えたとき、もうひとりの自分が出現する! ほか)
著者等紹介
いがらしみきお[イガラシミキオ]
1955年宮城県中新田町(加美町)に生まれる。24歳で漫画家デビュー。代表作に「あんたが悪いっ」(1983年漫画家協会賞優秀賞)、「ぼのぼの」(1988年講談社漫画賞)、「忍ペンまん丸」(1998年小学館漫画賞)、「I(アイ)」、「羊の木」(2015年文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞)、「誰でもないところからの眺め」(2016年漫画家協会賞優秀賞)など。現在「ぼのぼの」がフジテレビ系列でアニメ放映中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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