内容説明
外来小児科の重要点を明確に示した小児プライマリ・ケア診療の決定版!!これからの未来に向けて、小児科医が小児プライマリ・ケアに適切な対応ができる知識と、それに必要な新しい視点を示唆する。小児内科に限定せず、骨折など外傷に対する対応や眼科疾患、耳鼻咽喉科疾患、歯科口腔外科、さらに今まで他書であまり触れられていない薬物中毒やエナジードリンクによる健康被害、小児虐待、家族ケア、ヤングケアラーの問題など、内容は多岐に及んでいる。これらは今後、小児科医にとって必須の情報になるはずである。本書はプライマリ・ケアで小児を診るすべての医師に必読の書である。
目次
第1章 基本編
第2章 小児内科疾患編
第3章 小児神経疾患編
第4章 新生児とお母さん編
第5章 小児の心肺蘇生編
第6章 子どもの外科救急編
第7章 子どもの各科疾患編
第8章 思春期医療編
第9章 その他の医療編
著者等紹介
橋本浩[ハシモトヒロシ]
昭和35年7月13日京都市生まれ。医療法人恵生会恵生会病院内科。昭和62年3月奈良県立医科大学卒業。同大学小児科に入局し研修。平成元年1月から国立療養所福井病院小児科勤務。平成7年1月から福井県敦賀市で、はしもとこどもクリニックの管理医師として内科と小児科で10年間診療に従事。加賀美(上海)医療諮迅有限公司総経理(現地法人社長)として勤務する傍ら、上海南亜医院日本人診療部やセントミカエル病院(中文名称:上海天檀普華医院)小児科・内科総合診療科などに勤務。平成23年3月に帰国後は、北海道の町立別海病院小児科や奈良県の東生駒病院小児科・内科・リハビリテーション科に勤務。令和4年6月から東大阪市の医療法人恵生会恵生会病院に勤務。また大阪府下のいくつかの市町村の休日急患診療所小児科にも勤務している。所属学会:日本小児感染症学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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