出版社内容情報
畑で寒い冬を越し、初夏、緑の葉の陰に小さないちごの実がなりました。いちごの実が日に日に赤く色づき、甘いいちごになってゆく様子をていねいに描きます。
<読んであげるなら>2才から
<自分で読むなら>---
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
101
リアルでおいしそうないちごが魅力の名作絵本。今週一番のヒット。冬のいちごの株からはじまって、暖かくなって、花が咲き、いちごの実がなり、赤く熟すまでを、いまかいまかと待ちどおしく追跡するドキュメンタリー。娘は熟れたいちごの絵をつまむフリをして、口に入れ、「おいしい〜」の顔をする「エアいちご」の小芝居に精を出していた。2014/09/13
♪みどりpiyopiyo♪
57
「いちごは どこにあるの?」「いちごのみは あたたかくなったら なりますよ」 ■春になるのが楽しみな絵本を読みました🍓 いちごが成長し甘くなるまでの待ち遠しい気持ちが いちごの絵から伝わって来ます。いちごもきっと 春を待ってる♪ ■いちごは いちごの草になる実で、それには季節があるのだと教えてくれる一冊です。ちびちゃんと一緒に いちごを育てて いちご摘みしたいなぁ (ღ′◡‵) (1984年)2019/02/18
♡
56
苺が好きな人や平山和子さんの作品が好きな人にオススメの1冊です!娘ちゃんも息子くんも苺が大好き!苺と問いかけると、「ごー!ごー!」と元気よく返答が返って来ます‥笑。ママは、苺とゆったりとした対話形式で物語が進み、成長過程が丁寧に書かれていて、理解しやすい!食べたくて、まだ?まだ?と子どもが焦る気持ちが上手く表現されていて、あっぱれ!親子で一緒に仲良く、苺をお腹いっぱい食べたくなる素敵な絵本です!平山和子さんの他の作品を読んでみたくなります。2023/04/09
クリママ
40
きれいに並んだパックのイチゴしか知らない子供達。イチゴの花が咲いて実がつき、そして赤くなって甘くなる。これがいいな。これが甘そうだな。と、手を伸ばす。「くだもの」、「おにぎり」と同じ平山和子作。写真のように精密で、写真よりみずみずしくておいしそうな絵に見とれてしまう。2017/01/08
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
38
おいしいイチゴはこんな風に出来る。一緒に待って、早く食べたい!小学校1年生に読み聞かせ。みんな知ってるけど、楽しめる本。2015/02/19