感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小川 トオル
1
幻覚・幻聴はどこからやってくるのか・・・・ 臨死体験といっても過言ではない過酷な状況下で著者がミタモノ、キイタモノは・・・ ロゴスの魔導師、山崎玲の紡ぐ言葉達は、読者に「言葉のパワー」を見せつけてくれる。まるで現実世界を言葉で炙って咀嚼しているかのようだ。 隠居した老賢者の感性と洟垂れ半ズボン小学生のそれをseamlessに行き来できる山崎だからこそ紡ぐ事が出来る言葉達は本書の随所でキラキラと蠢いている。 山崎ワールド未体験の方は是非に手にとっていただきたい。2024/06/05
アカネップ
0
日々、詩のように紡ぎ出されたエッセイ。青春時代のSFや洋楽がちょこっとだけ重なっていて嬉しい。 凄い知識の量ですね~。都会でソフィスティケイトされた感覚がまぶしい。フレッシュで初々しい感覚もいい。『山伏ゲノム』探しも面白かった。2025/08/31