内容説明
滝沢克己は孫への手紙も全身全霊。唯(ただ)一つのいのちそのものを語る!「インマヌエルの原事実」の神学者・哲学者滝沢克己が、中学生の孫からの素朴な問いに真摯に答える7通の手紙を書いた―。人を無条件に人たらしめる「根源のいのち」をどこまでも共に考えようとする熱情は、今の時代になお語りかけてやまない。
目次
手紙ありがとう〈一九八二年八月二五日付〉
人生で一人一人に課せられている問題〈一九八二年一〇月一九日付〉
たった一つ、ほんとうに大事なもの〈一九八二年一一月一一日付〉
仏教とキリスト教とどちらがいいか〈一九八三年一月一八日付〉
生きるためなら、動物を殺しても仕方ないのか〈一九八三年二月八日付〉
いのちそのもの(真実の主)との結びつき〈一九八三年九月五日付〉
その日その日、自分の最善を尽くす〈一九八四年四月二九日付〉
著者等紹介
滝沢克己[タキザワカツミ]
1909~1984年。1931年九州大学哲学科卒業。山口高商教授をへて九州大学文学部教授。1971年同大辞任
滝谷美佐保[タキタニミサホ]
1942年山口市生まれ。滝沢克己の長女。1987~2010年、子どもたちの居場所「バクの会」を、友人たちと所沢で開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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